マッッッシロ

ポエムもどき

血だらけになって

血だらけになって倒れたい そうしたら 誰かが助けてくれるのか 私はもっと見てもらえるのか わからない それでもやっぱり 1人なのか

クソッタレと言いながら描いた花

クソッタレと言いながら描いた花を あなたは綺麗だと言う バカじゃ無いの? 醜い努力 がめつい欲望の果ての色なのに みんなみんな騙されている 美しいグラデーションに でも私には この絵の具はヘドロの様 スパッタリングは正に血飛沫の様 私が完成させたこ…

冥王星に願いを

長らく 生まれてから果てなく続いていた土星の制限を いざここで 壊して 今ここで 通過する 新しい門出を どうか どうか どうか それだけの努力もしてきた あなたに底上げして頂けるだけの資格は有した 一体どれだけ今まで守られてきたのか わからない 数え…

気付かないで

気付かないでほしい 私の弱さ 今すぐ泣きそうな事に 気付かれたら弾けてしまう 弾けた所で それを誰も拾わないのもわかっている だから どうせなら 放置して 構わないで 私の弱さに気付かないで 阿呆なやつだと一蹴して そのまま隅にでも置いておいて 私は私…

私が私の愛する人なら

私が私の愛する人なら なんでも好きなようにやってみればいいと言っただろう 私が私の愛する人なら 自分の思うように自由にすればいいと言っただろう 私が私の愛する人なら たまにはオシャレをして出かければいいと言っただろう 私が私の愛する人なら とりあ…

彩り豊か

あなたがいるから 彩りが生まれる いつか 自分だけの世界を作りたがっていた そこには 嫌いな虫もいないし 興味のない人もいない 私が決めた以外の物は 何もないしいらない物 でも 強弱や 多様性があるからこそ 私の存在が浮き彫りになる 埋もれるように思え…

塩辛

辛すぎて 呆れちゃって 深刻な言葉も紡げない どこまでもどこまでも 私を叩き潰す人生 涙と鼻水だけが人生だ そのまま発酵して 塩辛になっちゃいそう まあきっと 私には骨と肉どころか 臓物すら残らないだろうが

一人が私の居場所

どこかに自分の居場所があると思っていた だけど、 一人が私の居場所なんだな。 やっとわかった。 私は、誰かと交わることはできないんだ。 必要とされる事を、求める権利もないんだ。 愛を受け取る器なんか、最初からなかったんだ。 ならば、自分の人生を全…

壊れるしか無い

もう壊れるしか無いんだ 行き着くところまで来て ここが頂点なら 後はもう壊れるだけ 壊れる時の音は 豪快にいこう グシャっと。

思い出は消えない

白い小道に 桜並木 踏みしめる砂利の音 淡い色付き 夢心地 ぴらぴらと 小粋に踊りながら 時の流れを斜めに切り刻む 無数の花びら達 それでも 思い出は消えない 思い出は消えない。

じわじわ

じわじわと 迫りくる 私の心の中にある 7つくらいある扉を 奥から順番に ゆっくりゆっくりと一つずつ開き 侵すように 染み込むように 絞め殺すように うつむいて グシャッと前髪を握りこんだ両の手の指先に ひりひりと浸透してくる 塩水のように からい 私の…

2022年個人的ベスト10byマッッッシロ

変な小説やポエムもどきを一人で思い出した時に黙々とこのブログに投稿しているけれど、実を言うとケッッッコウ自信作揃いだ。 しかしながら誰にも見てもらえなので、それならそれで、また勝手にランキング付けして今年の振り返りにしようと思う。 第10位 し…

一度でいいから

一度でいいから この世界 たった一人きりになってみたい たった一人きりになった世界で ぼうっとしてみたい 私はよく趣味でぼうっとしてるけど 心からほっとして 何も気にせずにぼうっと出来たことは一度も無いんだ たった一人きりの世界でぼうっとしたら 私…

癇癪急行鬼ババ行き

しんしん

しんしん と雪が降る 「しんしん」 とは 一体誰が 雪の どんな姿 どんな変化を見てそんな音をつけたのだろう 一粒の雪が 舞い降りて 白い絨毯の上に 着地し 混ざる その瞬間が、 しん ...なのか それとも全体を見渡して 無音 無間になるほど わさわさ降って…

2時43分

アナログ時計の2時43分は まだ 何も汚れを知らない 清楚な乙女のようだ 伏せ目がちで 少し不安そうに 外界を窺っている 秒針に急き立てられながら その波に乗れずに おどおどしている それが45分になると はっきりしてきて 自我を持ち始める 50分にもなると …

蜜を吸う蝶々の歌

ララ♪ ピンクの花びらトランポリン くすぐったい花粉 ゴニョゴニョ あぁ 美味しい ララ♪ 次の花 ララ♪

ちょうちょさんのねどこ。

ちょうちょさんたちには それぞれ自分のねどこがあります。 モンシロチョウのモンちゃんは クロバーのお花を集めて作ったベッドの上 真っ白フカフカで 気持ちがいい キアゲハのキーちゃんは ドライフルーツミックスの瓶の中 なるほどね だから沢山の色がつい…

銀色ピンク

「銀色ピンクのお肉 なんで焼くと茶色になっちゃうの?」 そうだね お肉は 焼く前が1番ワクワクするんだね 銀色ピンクにキラキラと見えて。

自分を貫くには

自分を貫くには まず自分を知ることだ しかしそれができないから いつまでたってもステージにすら立てない そのもどかしさに どれだけ翻弄されてきただろうか

無垢なあの子

色んな自分がいる時 どれを選べばいいの 私は一人しかいないはずなのに 私の中でたくさんの人間が舵を取り合っている 私は一人しかいないはずなのに 私は 私の中にいる人間の全てに共感できる だから切り捨てられない だから選べない 複数のアプリがバックで…

神はきっと

神はきっと 試行錯誤を望んでおられる だから どんな私でもOKなのだ そうか 大丈夫だ つまりこの苦しみを もう受け入れて良いのだ 貧しさを そこまで蔑まなくても良いのだ そうか これが ホッとする ということ。

やっちゃえ

御用です やっちゃえ日産 俺ヤッさん

ドックンbeat

ドックンbeat ドックンbeat ドックンドックン ドックンbeat ドックンbeat ドックンbeat ドックンドックン ドックンbeat ドッカンbeat ドッカンbeat ドッカンドッカン ドッカンbeat ドッカンbeat ドッカンbeat ドッカンドッカン ドッカンbeat ドックンドック…

イナズマセブンイレブンイイキブン

雷神が投げてくる 稲妻が 私の脳天を貫くのを もう避けない 自分解放 ready set...

思考の口

思考の口よ そろそろチャックを閉じて 私の感性を解放させろよ 私はこんなものではないと 私が申しておる 私よ さあ 深きところに眠る 本物の私よ

私は奇跡に生きている。

夕時の 白百合と曇り空のコントラスト それはもはや ひとつの小宇宙である。 また 雲間から セピアとクリーム色を混ぜたような 鈍く光る陽光が射し込めば 果たしてここが 本当に己が居ても良い世界なのか 神様に再度 お伺いを立てたくなる。 いいや そうか …

白薔薇とゾンビゲーム

白薔薇とゾンビゲーム 森の静寂と排気ガス アロマオイルと煙草 ラテン聖歌とヘビーメタル 有機野菜と人工甘味料 どちらにもなれない どちらも選べない 自分がいる。 またはどちらも否定して どちらも肯定する自分がいる。 生き方が決められていれば こんなに…

頭だけのカブトムシ

頭だけのカブトムシ 胴体は多分鳥にでも食べられた まだ生きていて 仰向けに転がりながら かろうじて残った前足2本がくねくね動いている 乾いたアスファルトの上で 私の前に立ち塞がり まるで地獄に手招きしているかのよう 私はそっちにいかないよ それだけ…

ミントグリーンのカーテン

カラカラの真夏日 とあるお宅の前を 通りすがる 大きな掃き出し窓に 締め切ったミントグリーンのカーテン この部屋の中には きっと素敵なドラマがある。