マッッッシロ

ポエムもどき

じわじわ

じわじわと

迫りくる

 

私の心の中にある 7つくらいある扉を

奥から順番に ゆっくりゆっくりと一つずつ開き

 

侵すように

 

染み込むように

 

絞め殺すように

 

うつむいて

グシャッと前髪を握りこんだ両の手の指先に

ひりひりと浸透してくる

 

塩水のように

からい

 

私の感性

 

からすぎて

吐きそうなのだ

 

しかし吐き出す事もできずに

 

また心臓へと戻っていく

 

私の涙はね

 

人より少し濃いのだよ

 

そういうわけだ

 

行き場を無くして溢れ出ているという事