マッッッシロ

ポエムもどき

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年個人的ベスト10byマッッッシロ

変な小説やポエムもどきを一人で思い出した時に黙々とこのブログに投稿しているけれど、実を言うとケッッッコウ自信作揃いだ。 しかしながら誰にも見てもらえなので、それならそれで、また勝手にランキング付けして今年の振り返りにしようと思う。 第10位 し…

一度でいいから

一度でいいから この世界 たった一人きりになってみたい たった一人きりになった世界で ぼうっとしてみたい 私はよく趣味でぼうっとしてるけど 心からほっとして 何も気にせずにぼうっと出来たことは一度も無いんだ たった一人きりの世界でぼうっとしたら 私…

癇癪急行鬼ババ行き

しんしん

しんしん と雪が降る 「しんしん」 とは 一体誰が 雪の どんな姿 どんな変化を見てそんな音をつけたのだろう 一粒の雪が 舞い降りて 白い絨毯の上に 着地し 混ざる その瞬間が、 しん ...なのか それとも全体を見渡して 無音 無間になるほど わさわさ降って…

2時43分

アナログ時計の2時43分は まだ 何も汚れを知らない 清楚な乙女のようだ 伏せ目がちで 少し不安そうに 外界を窺っている 秒針に急き立てられながら その波に乗れずに おどおどしている それが45分になると はっきりしてきて 自我を持ち始める 50分にもなると …

蜜を吸う蝶々の歌

ララ♪ ピンクの花びらトランポリン くすぐったい花粉 ゴニョゴニョ あぁ 美味しい ララ♪ 次の花 ララ♪

ちょうちょさんのねどこ。

ちょうちょさんたちには それぞれ自分のねどこがあります。 モンシロチョウのモンちゃんは クロバーのお花を集めて作ったベッドの上 真っ白フカフカで 気持ちがいい キアゲハのキーちゃんは ドライフルーツミックスの瓶の中 なるほどね だから沢山の色がつい…

銀色ピンク

「銀色ピンクのお肉 なんで焼くと茶色になっちゃうの?」 そうだね お肉は 焼く前が1番ワクワクするんだね 銀色ピンクにキラキラと見えて。

自分を貫くには

自分を貫くには まず自分を知ることだ しかしそれができないから いつまでたってもステージにすら立てない そのもどかしさに どれだけ翻弄されてきただろうか

無垢なあの子

色んな自分がいる時 どれを選べばいいの 私は一人しかいないはずなのに 私の中でたくさんの人間が舵を取り合っている 私は一人しかいないはずなのに 私は 私の中にいる人間の全てに共感できる だから切り捨てられない だから選べない 複数のアプリがバックで…

神はきっと

神はきっと 試行錯誤を望んでおられる だから どんな私でもOKなのだ そうか 大丈夫だ つまりこの苦しみを もう受け入れて良いのだ 貧しさを そこまで蔑まなくても良いのだ そうか これが ホッとする ということ。

やっちゃえ

御用です やっちゃえ日産 俺ヤッさん

ドックンbeat

ドックンbeat ドックンbeat ドックンドックン ドックンbeat ドックンbeat ドックンbeat ドックンドックン ドックンbeat ドッカンbeat ドッカンbeat ドッカンドッカン ドッカンbeat ドッカンbeat ドッカンbeat ドッカンドッカン ドッカンbeat ドックンドック…

イナズマセブンイレブンイイキブン

雷神が投げてくる 稲妻が 私の脳天を貫くのを もう避けない 自分解放 ready set...

思考の口

思考の口よ そろそろチャックを閉じて 私の感性を解放させろよ 私はこんなものではないと 私が申しておる 私よ さあ 深きところに眠る 本物の私よ

私は奇跡に生きている。

夕時の 白百合と曇り空のコントラスト それはもはや ひとつの小宇宙である。 また 雲間から セピアとクリーム色を混ぜたような 鈍く光る陽光が射し込めば 果たしてここが 本当に己が居ても良い世界なのか 神様に再度 お伺いを立てたくなる。 いいや そうか …

白薔薇とゾンビゲーム

白薔薇とゾンビゲーム 森の静寂と排気ガス アロマオイルと煙草 ラテン聖歌とヘビーメタル 有機野菜と人工甘味料 どちらにもなれない どちらも選べない 自分がいる。 またはどちらも否定して どちらも肯定する自分がいる。 生き方が決められていれば こんなに…

頭だけのカブトムシ

頭だけのカブトムシ 胴体は多分鳥にでも食べられた まだ生きていて 仰向けに転がりながら かろうじて残った前足2本がくねくね動いている 乾いたアスファルトの上で 私の前に立ち塞がり まるで地獄に手招きしているかのよう 私はそっちにいかないよ それだけ…

ミントグリーンのカーテン

カラカラの真夏日 とあるお宅の前を 通りすがる 大きな掃き出し窓に 締め切ったミントグリーンのカーテン この部屋の中には きっと素敵なドラマがある。

水しぶき

水しぶきを 花火だと言いながら 夏を泳ぐ 私の次男

水張り

水張りが めんどくさくて かなわぬよ

心で作った鉄柵

心で作った鉄柵 心で作った鉄柵 心で作った鉄柵 たまに赤く錆び たまに鈍く光りたまに 透明になる心で作った鉄柵 しぶとい。

串カツ

コロナ禍の 串カツ田中で 二度漬けし

絹糸のような月

光る絹糸のような月 細目を開けて 薄紫の鱗雲の隙間から覗いている 下方に黄金の海を輝かせながら。月が出たと騒がせぬ そのさりげなさ 本当に気取ってるよ もうまもなく暗闇の中で 本性をあらわすのか月よ 月だから そのような事ができるのであって 人間に…

舐めんなよ

「舐めんな」は 小物のペロちゃん 粋がるな

銀のミミズ

雨が降り 息苦しくなって土中のミミズが這い出てくる いざ雨が止んで戻ろうとすると しかし既に土は乾き固まり 寝床の扉は閉ざされてしまっている梅雨明けのホロコースト死骸がアスファルトの道一面にその情景にも 暑さにもうんざりしながら 坂道を登るそん…

ウグイスのエコー

中途半端な田舎 険しい坂道 なまじ木々が生い茂って 頭上をうっすら暗くする そんな時に響く ウグイスのエコー ホーホケキョ(ホーホケキョ) ホーホホホケキョ(ホーホホホケキョ) どこに反響しているのかわからない 私の行先もよくわからない けれどそれ…

海の中で羽ばたく蝶

次男曰く 蝶は海に潜る 海の中で羽ばたく また 魚の上にくっついて乗せてもらうんだと 花が無いから蜜は吸えないけどどうするのと聞くと 自分が花を取って海に届けるんだと 海の中で羽ばたく蝶を想像してみた でも私の蝶はすぐに魚に食べられた 感性もきっと…

カフェって大事。

カフェって大事だ。こだわりと安らぎが兼在している場所餓えと乾きと孤独を癒やす場所なんて素晴らしい誰も知らない小説をずらりと本棚に並べてマイナーな旅行雑誌を平積みして意味不明な外国の雑貨を出窓に置いて北欧の布かなんか敷いて汚れて古びたトラン…

ウルトラマリンディープ

群青の事情。 綺麗な事 美しい事 かっこいい事 神秘的な事 深い事。 高潔であるが故に孤独な事。 一緒にはなれないけれど 誰も知らないけれど 自分を愛す者たちをいつも深い深い青の底から見守っているという事。 この色はそういう色なのだ 私にはそう見える…