マッッッシロ

ポエムもどき

ウグイスのエコー

中途半端な田舎

険しい坂道

なまじ木々が生い茂って

頭上をうっすら暗くする

 

そんな時に響く

ウグイスのエコー

 

ホーホケキョ(ホーホケキョ)

ホーホホホケキョ(ホーホホホケキョ)

 

どこに反響しているのかわからない

私の行先もよくわからない

 

けれどそれだけは

何にも替え難く

完璧なのだ

 

その波紋がシン・・・と

私の体を縦にも横にも突き抜ける

 

すると胸の中が一瞬で

雲の上の天国に変わる

 

生きていて良かったと

思っちゃうんだな

これが